高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」の元代表の男ら2人が逮捕された事件で、男らが高級腕時計およそ2300本を売却し、現金およそ18億円を得ていたことがわかりました。

「トケマッチ」の運営会社の元代表・福原敬済容疑者(44)ら男2人は、時計のオーナーから預かった腕時計15本、時価総額1800万円以上をだまし取った疑いがもたれています。

その後の捜査関係者への取材で、福原容疑者らが、預かった高級腕時計およそ2300本を買取店などで売却し、現金およそ18億円を得ていたことがわかりました。

そのうち、およそ8億円がオンラインカジノの関係口座に入金され、1億円以上を暗号資産の購入に充てていたということです。

警視庁は金の流れを調べ、全容解明を進める方針です。