およそ半世紀にわたって絵本の手作りに取り組んでいる女性が沖縄伝統の「芭蕉紙」の復興をテーマにした絵本を出版しました。

絵本を製作・出版したのは沖縄市園田の垣花千恵さん、84歳です。今月18日に出版祝賀会が開かれ、関係者に完成した絵本がお披露目されました。タイトルは「芭蕉紙しゃかしかぽん」。明治時代に途絶えた「芭蕉紙」の復興の過程を描いていて本の表紙には芭蕉の繊維も使われています。

タイトルの「しゃかしかぽん」とは紙を漉く際の水の流れる音を詩的に表現したもので、伝統の技の工程や作業の情景を木版画で表現しています。

垣花千恵子さん:
「今は恵まれていて紙は身近にいっぱいあるんですけど、昔の人たちの手仕事とか職人さんの働きとか沖縄の自然について知ってほしいですね」

この絵本は県内の書店で販売されています。