ことし6年ぶりに開催される「フーヌイユまつり」を前に、今月20日、国頭村の港ではシイラが水揚げされました。

国頭村宜名真(ぎなま)はシイラ漁が盛んで、夜が明けないうちから6隻の漁船が沖に出て竹製の浮き漁礁を使った伝統の漁を行いました。

宜名真では富をもたらす魚「フーヌイユ」とも呼ばれるシイラ。漁師たちは水揚げすると手際よく三枚におろし丹念に塩をもみこんでいました。

ことしは例年より水揚げがやや少ないということですが、港には天日干しされたシイラが並びました。

漁師 宇良恵一さん
「今の時期は小さいものでも脂のっているから、おいしいですよ」
「たくさんいらしてくださいね。よろしくお願いします」

今月23日には、6年ぶりとなる「フーヌイユまつり」が開かれ、シイラの天ぷらやアラの味噌汁などが販売される予定です。