今後の進路は?
熱帯低気圧bの今後の予想です。
8日午前9時にはフィリピンの東で「強い」台風になるとみられ、中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルとなるでしょう。
9日午前9時にはさらに発達して、フィリピンの東で「非常に強い」勢力になる見込みです。中心気圧は940へクトパスカル、最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルとなり、暴風警戒域もさらに大きくなる予想となっています。10日午前9時でも「非常に強い」勢力を維持する予想です。

台風25号はどこへ向かうのか
一方で、強い台風25号は、きょう5日午前9時には南シナ海にあって、中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルとなっています。
あす6日正午には非常に強い勢力に発達し、南シナ海を西へ時速30キロで進む予想です。中心気圧は950ヘクトパスカル、最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルとなっています。
その後7日にはラオスに進み、8日には熱帯低気圧に変わる予想です。沖縄への直接の影響はないとみられています。
暴風や激しい雨に注意
風: 台風に発達すれば、暴風域を伴う可能性があります。本島地方でも平均風速25m/s以上の暴風が吹き荒れる恐れがあり、停電や建造物への被害、交通機関への影響が予想されます。
雨: 台風の発達度合いによっては、非常に激しい雨が長時間降り続く可能性があります。土砂災害、河川の氾濫に警戒が必要です。
波: 台風の接近に伴い、沿岸部では猛烈なしけとなるでしょう。波の高さが8mを超えるような非常な高波が予想され、海岸や港湾施設への被害、船舶の航行への重大な影響が懸念されます。
市民生活に必要な情報と備え
▶最新情報の確認を怠らないでください: テレビ、ラジオ、インターネット、自治体の防災情報など、あらゆる手段で最新の台風情報を常に確認してください。特に進路予報は変化する可能性があるため、こまめなチェックが重要です。
▶ハザードマップの確認: ご自身の住んでいる地域のハザードマップを確認し、土砂災害警戒区域や浸水想定区域に該当するかどうかを把握しておきましょう。
▶家の周りの点検・補強: 飛ばされやすいものは室内にしまうか、しっかりと固定してください。雨戸やシャッター、窓ガラスの補強も重要です。排水溝の掃除も忘れずに行いましょう。
▶非常用品の準備: 懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、モバイルバッテリー、食料(3日分以上)、飲料水、常備薬、現金などをリュックサックにまとめ、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。断水に備え、お風呂に水をためておくことも有効です。
▶避難場所の確認: 自宅からの避難経路や、指定された避難場所を事前に確認しておきましょう。車での避難が必要な場合は、ガソリンを満タンにしておくことも大切です。
▶外出は控える: 台風接近時は不要不急の外出は避け、安全な場所で過ごしてください。特に、増水した河川や海岸には絶対に近づかないでください。
▶停電への備え: 停電が発生した場合に備え、冷蔵庫の食品を整理したり、携帯電話の充電を済ませておきましょう。








