社民党の副党首で、党内唯一の衆院議員である新垣邦男氏が、2日午後に会見を開き、同党に離党する意向を伝えたと発表しました。

今後については「当分の間無所属の立場で政治活動を展開していきたい。国会においては、これまで通り衆議院の立憲会派の議員として活動をしていきたい」などと述べています。

▼新垣邦男氏
「これまで社民党に所属していたんですが、離党を決意いたしました」

社民党の副党首で党唯一の衆院議員である新垣邦男氏が2日会見を開き、社民党を離党し今後は無所属で活動する意志を示しました。

新垣氏は党に対し福島党首の衆議院への「鞍替え」など党勢拡大に向けた提案をしてきたとしたうえで、「これ以上1人では厳しく、党勢拡大を提案したが、思うようにいかなかった」と、党の運営方針に対する「見解の違い」が離党の理由だと明かしました。

離党届は党に受理されなかったため10月31日の夕方に郵送したということで、離党した場合、党としてはじめて衆議院の議席を失うことになります。