5日朝、沖縄都市モノレールで線路を切り替える装置にトラブルが発生し、1時間半にわたって全線の運転が停止しました。通勤・通学ラッシュの時間帯、およそ1万人に影響が出たということです。

沖縄都市モノレールはきょう午前7時45分からおよそ1時間半の間、全線において運行見合わせとなり29本の運転を停止しました。

通勤客
「全然予想もしてなくて、まじか、そうなんだ」
「モノレールでおもろまちに行って仕事、あ~」

観光客
「空港に行こうと思っていた」
いまから飛行機で帰る?「そうです」
いま全部止まっている?
「え~! 色々交通機関も考えて、他の方法を考える」

通学客
「学校に遅刻の連絡しています」
もう間に合わない?「多分間に合わない」

沖縄都市モノレールによりますと通勤・通学ラッシュの時間帯と重なりおよそ1万人に影響が出たということです。

路線バスへの振り替え手続きや遅延証明書の発行のため駅には長蛇の列ができました。運転見合わせの原因は、首里駅の線路を切り替える装置の不具合ということで、作業員が復旧作業を行い、午前9時20分、各駅で運行が再開されました。

沖縄都市モノレールは、不具合の原因を詳しく調べていて「再発防止に向けた取り組みを一層強化していく」とコメントしています。