主張1 … 市設置の第三者委報告書には「問題点」

第三者委員会の報告書については、不公平な手続きによる事実誤認に基づくもので、市長への辞職提言は第三者委員会の権限を超えた違法性があると従来からの主張を繰り返しました。

一方、第三者委員会が職員と市長、双方から聞き取りを行ったのに対し、古謝市長の弁護団は被害を訴えている職員への聞き取りなどはしておらず、古謝市長の訴えを基に問題点を指摘しています。

主張2 … 市議会の解散について

市議会の解散については、これまで3度にわたり不信任案が否決されてきたことや、明るみに出た市長室での録音データについて、一方的な事実認定をされたと報道のあり方を批判しました。

しかし、4度目で可決された不信任案は、過去3度の不信任案と異なり、セクハラの有無には直接言及せずにこれ以上、市政の混乱を放置できないことを理由としています。この点について古謝市長は…

▼古謝景春 南城市長
「(市政の)混乱は私ではなくて、野党議員団がずっと混乱を招いたと、市民は言っています」「私は(セクハラを)やってないですから、やってないことははっきり、最後までやっていないということでやります」

主張3 … 録音データの内容について

市長室で録音された音声データについては「切り取られて報道されている」としたうえで、「ハグをしてきたのは女性からでありセクハラにはあたらない」との考えを示しました。セクハラの定義について問われた古謝市長は…

――市長自身はセクハラ行為とは一般的にどういうものだとお考えですか

「野党議員(市政の)混乱招いた」と語る古謝市長

▼古謝景春 南城市長
「ハグする行為というのはスポーツ選手もそうだし、ハグしますよね。それは僕は相手が認めて同意してやるんだったらセクハラとは思っていません」