アメリカ軍は20日、日米共同訓練で石垣島に展開した地対艦ミサイル「NMESIS=ネメシス」を公開しました。
アメリカ軍の新型兵器「NMESIS」は射程200キロあまりの地対艦ミサイルで、金武町のキャンプ・ハンセンで報道陣に公開されました。
島しょ防衛を想定して開発された「NMESIS」は遠隔で操作可能な無人のミサイルシステムで、従来のものよりも小型で軽量なため、輸送機でも容易に運ぶことができます。

米海兵隊第12海兵沿岸連隊・リチャード・ネイカーク司令官
「我々は地域の安定に責任をもっており、レゾリュート・ドラゴンのような訓練や陸上自衛隊との共同訓練といった活動が、その安定に貢献している」
「NMESIS」はことし7月に全国で初めて沖縄に配備され、日米共同訓練レゾリュート・ドラゴンで石垣島にも展開されました。