頬に赤い発疹が出る伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の患者が那覇市内で増加しているとして、警報が発表されました。

リンゴ病は子どもに多い感染症で、妊婦が感染した場合胎児にも感染して胎児水腫などの重い病気や、流産につながる可能性があります。

今月8日からの1週間で那覇市内の小児科定点医療機関から報告された患者数は1機関あたり2.0人で、那覇市保健所は18日、警報を発表しました。

リンゴ病の病原体となるウイルスはアルコール消毒が効きにくく、那覇市は手洗いやマスクの着用などの感染予防を呼びかけています。