沖縄大会の決勝でけがをして、2週間はチームメイトとは別メニューの調整。甲子園でのプレーに、間に合うか―。不安を感じつつも、拓斗さんは、キャプテンとして自分にできることを模索し続けました。

1年生の頃から、書き続けている野球ノート。
そこには、3年間の苦悩や、集大成の夏に目指してきた、目標への強い思いが綴られています。
「今日学んだこととか、反省とか、いろんなことはこのノートに書くようにしています。」
「比嘉先生から言われることを全部このノートに書いて、自分で覚えるというか、自分の成長につなげられるようにしています」
比嘉公也監督
「どんな時もチームのために引っ張ろうという、そういう姿をみんなが見ているので、眞喜志の一声はチームを奮い立たせる何かメッセージ性があるのかなと思います」
責任感が強く、言葉とプレーで周りを引っ張ってきた3年間。
しかし、今年春のセンバツ以降は気持ちが仲間に伝わらず、思うような結果が出せないなか不安が大きかったと言います。

眞喜志拓斗主将
「最初はなかなかやっぱり難しくて、なかなかチームが1つにまとまらないこともあったんですけど、夏にかけて徐々にみんなの協力もあって、チームを1つにまとめることができているのかなと思います」