国政選挙での惨敗が続く“大阪自民”。12月21日(日)の府連大会で、今年8月から会長代行を務めていた松川るい参院議員(54)が、正式に会長に就任しました。
今年7月の参院選で、自民党は大阪選挙区で公認候補が落選。1998年の参院選以来、27年ぶりに大阪選挙区で議席獲得を逃しました。
去年10月の衆院選でも小選挙区での当選者がゼロ。比例復活当選が1人にとどまるなど、“大阪自民”は国政選挙での惨敗が続いています。
去年12月から大阪府連会長を務めていた青山繁晴参院議員は、参院選敗北の責任を取り今年8月に会長を辞任。
その後、会長は空位とする形で、松川るい参院議員(54)が会長代行を務めていました。
「戦うべき相手は他党ではない、府民の皆様からの諦めの気持ち、“いつかは戻れるだろう”という私たちの甘えた根性、それと戦うべき」
自民党大阪府連は、12月21日(日)に大阪市内で府連大会を開き、松川るい参院議員の会長就任を正式に決定しました。
府連会長就任を受けての松川るい氏のあいさつ(抜粋)
「本当にこの数年で、私たち大阪府連は、国政において大きく仲間を失い、勢力を落としてしまいました。でも、明けない夜はありません。成功するまで続ければ、失敗は挑戦の過程に変わります」
「これは掛け値なしに私は思っていますけど、候補者力、議員力では、実は自民党の候補者はこの大阪においても、どの級であっても、全然負けていない、私は本当に心からそう思っています。私たちに必要なのは、勝ちに向かって、原点に戻って、泥臭く1軒1軒回って、そして諦めない、努力し続けるその姿勢だと思います」
「私は、戦うべき相手は他党ではない、府民の皆様からの諦めの気持ち、そしてまた、“いつかは戻れるだろう”という私たちの甘えた根性、それと戦うべきだと思っています」
「私も、高市早苗総理にならって、大阪府民の皆さま、大阪府連の再生のために、働いて、働いて、働いてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします」














