ストローの原材料を紙からバイオポリマー素材に変更したスターバックスコーヒー。全国に先駆けて23日から、沖縄県内の店舗で導入された。素材を変更した狙いと、“沖縄先行導入” のワケとは?

シーサーが守る沖縄のスターバックス

23日から県内のスターバックスコーヒー全32店舗で先行導入された新しいストロー。原材料は、植物などから生まれた生分解性のバイオポリマー。海中や土壌に生息する微生物によって分解され、自然に還すことができる、環境に優しい素材だ。

スターバックスは、5年前から紙のストローを提供していたが、利用者からはこんな声が寄せられていた。

▼利用客
「長時間使うとふやけてしまうので、気になりましたね」
「こっち(バイオプラ)の方が丈夫でしっかりしていて、紙特有の風味も感じることなく気持ちよくドリンクが楽しめます」

飲み心地にネガティブな意見もあった紙ストロー

新しいストローは、紙のストローよりも軽く、耐久性も高いとのが特徴で飲み心地もなめらか。また、製造までの過程で出る二酸化炭素の排出量が紙のストローより少なく、店舗から出る廃棄物量は、重量ベースでこれまでの半分近くに削減できる見込みだという。

しかしなぜ、沖縄から先行導入されるのか?担当者に聞いたー