▽防衛ジャーナリスト 半田滋さん
「エンジンそのものは事前点検して異常なしということですから、(可能性は)2つあると思う。1つはチェックでの見逃し。機体に不具合が発生する予兆があったのに見逃してしまって、その見逃した部分が不具合となって離陸時に現れてこのような結果になったと」

「もうひとつは、ソフトウェアの問題。左右のプロペラの回転数が同じになって、機体がぶれることなく水平に離陸していくというのがプログラミングされているはずですけども、何かしらソフトウェアの事情でコントロールできなくなった可能性。機体側の事情で左右どちらかに傾いたとすれば、操縦士がそれを立て直そうとして、逆にぶれを大きくしてしまうという可能性もなくはないです。ただやはり機体の問題、エンジン、もしくはソフトウェアどちらかと思ってます」