産婦人科医 竹内正人医師
「流産は妊娠の15%くらいが経験すると言われていますし、最近はやはり妊娠や結婚の高齢化があるので、流産率も高くなっている。しかも体外受精や不妊治療など40歳を過ぎてそういった治療をすると、40%くらいはその年齢になってくると流産する」
産婦人科医の竹内正人医師は、子どもを失った当事者への支援として、悲しみに寄り添う ”グリーフケア” が必要だと話す。
産婦人科医竹内正人医師
「自分の気持ちを抑える、蓋をするということが多くて、周りに心配をかけない、迷惑をかけないようにするなかで、あなたのまま悲しんでいい、怒っていい、表出していいんだという場を繋ぐことで、次の生き方に繋がるということでグリーフケアが必要」
石塚さんは自身の流産経験を通して、少しでも同じ境遇にいる人たちの力になりたいと「ベビーロスオキナワ」を立ち上げた。ともに活動する古澤さや夏さんも大切な我が子を亡くした当事者として参画する。
古澤さや夏さん
「これは生まれたばっかりですか?」「「生まれてNICU(新生児集中治療室)に入ってすぐのころ」
古澤さんは、4年前に生まれつき先天性心疾患のあった長女・環ちゃんを10歳で亡くた。