うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地での新たなミサイル部隊の新設に向けて、10日朝、陸上自衛隊の車両が港から陸揚げされました。

10日午前7時すぎ中城湾港で、勝連分屯地に新設されるミサイル部隊の関連装置を備えた車両19台が陸揚げされました。

陸揚げの様子 午前7時すぎ


港のゲート前には、車両の移動を阻止しようと反対する市民150人余りが集まり、抗議の声を挙げました。

しかし、自衛隊の車両は、座り込む市民を振り切りるように別のゲートからうるま市の勝連分屯地へ向かいました。

分屯地の前でも市民が反対の声をあげましたが、機動隊によって排除され、午前10時ごろに自衛隊の車両は、分屯地の中に入っていきました。



防衛省は、南西地域の防衛力強化に向け今月21日に勝連分屯地で地対艦ミサイル部隊を発足させる計画で沖縄本島では初めて12式地対艦誘導弾が配備されます。