大分県内の小中学生による硬筆と毛筆の作品展が31日から県立美術館で始まり、およそ3000点の作品が展示されています。
県学校書写大会には県内の小中学校と特別支援学校で、児童や生徒が授業の中で書いた硬筆・毛筆およそ5万点が出品されました。作品は学年ごとに設定された目標に沿って「とめ」「はらい」のきれいさやバランスが整っているかなどをポイントに審査されました。このうち奨励賞と金賞に選ばれたおよそ3000点が大分市の県立美術館で展示されていて、受賞者らが会場を訪れていました。
(出品した子ども)「『ク』のはらいとか『止め』を頑張った。これからも友だちみたいにうまくなりたい」
主催者によりますと授業でタブレット端末を使い始め、字を書く機会が減っているものの、作品の完成度は高いということです。この作品展は9月3日まで開かれています。