火や星空、虫の音 万物は全て主人公 それを感じると幸せに
(戸髙雅史さん)「きょうはエネルギッシュなファイヤーになりました。子どもたちがぐるぐる回り出す光景はとっても嬉しくて。人が火を求めて集って、火を中心に過ごすというある意味、とてもプリミティブというか、昔はきっとそれぞれの地域や集落で何らかの形でこういう場をきっと大事にしていたと思うんですね。キャンプというきっかけで来られて、いつの間にかこんな世界になり、その喜びと驚きが一体になっていく。こんな醍醐味って本当にうれしいという気持ちになっています」

(渡辺キャスター)「キャンプファイヤーを通して、どんなことを感じてほしいですか?」
(うめキャンプ村そらのほとり代表・戸髙雅史さん)「一番はやはり火であり、見上げた星空であり、今も響いている虫の音、それが僕は主人公だと思うんです。そしてそこに人がいて、何かが生まれていく。そのときに生まれるのがやっぱり僕はミラクルだと思うんです。突き詰めて言うと僕らが生きている日常も実は一瞬がミラクルなんです。その感覚を日常に持ち帰っていただけたら日々がキャンプファイヤーみたいな。人と人が響きあい、場が変わる。そのエネルギーを持ち帰っていただけたらいいなと思っています」


戸高さんは自然を愛し、人と対話することで生まれる幸せや満足感をとても大切にしています。生きている意味や命の本質とは何かを自問自答しながら、これからも存在するすべてのものに優しく問いかけていきます。