都市部を中心に利用者が増加している「電動キックボード」。大分県中津市の高校生が30日、乗車体験し交通ルールを学びました。
中津市で行われた電動キックボードの安全講習会には中津東高校電気科の3年生が参加しました。生徒たちは公道での最高速度は時速20キロなどの交通ルールを学んで早速、乗車し坂道でもスイスイ走る乗り物を楽しみました。
(生徒)「楽しかった。思ったより操作するのも簡単で近場移動するときに1台あればすぐ移動できて便利」「左側通行など交通ルールを守って安全に乗りたい」
実はキックボード、生徒が作った太陽光システムの充電で動いています。生徒たちは6月から地球に優しい充電器を研究、地元企業の協力を得て電気回路から設計しました。この充電器を使うとおよそ8時間で充電が完了、1回の充電で50キロ、走行可能です。
(生徒)「太陽光での発電は初めてでどうなるか不安だったが、上手く発電できてよかった」「コンセントから全て充電するのではなく自分たちで1から発電して充電することはとても素晴らしい」
ゆくゆくは充電器を街や学校に配置し「再生可能エネルギーの電動キックボード」を広げていきたいと生徒たちは話します。