大分県別府市でアジアの国と地域から、5チームが参加して、車いすバスケットボールの国際大会が開かれ、日本代表が優勝して来年のパラリンピックへ弾みをつけました。

「中村裕杯アジアドリームカップ2023」は車いすバスケットボールを通じたアジア地域の交流と競技の普及を目的に4年ごとに開催されています。今年の大会はアジアの国と地域から5チームが参加して別府市できのうまで2日間の日程で行われました。

(観客)「結構バチバチやっててすごいなと思いました。前回のパラリンピックでは日本代表は銀メダルも獲得しているので、さらに上を目指して活躍を期待しています」

車いすバスケは5人の選手が競技用の車いすを使い、健常者のバスケットボールと同じボールやゴールの高さで試合を行います。大会は来年のパリパラリンピックに向けて若手中心で挑んだ日本代表がフィリピンやチャイニーズタイペイなどを下し、4戦全勝で優勝しました。準優勝はタイでした。

(堀内翔太主将)「優勝できたという一つの目標は達成できたと思います。まずはパリに出場するために予選で勝ち上がる必要があるので、1人1人が目標をもっていきたいです」