大分労働局は県の最低賃金を審議会に諮問し、8月の答申に向けて協議が進められることになりました。
大分地方最低賃金審議会は労働団体や経済団体の代表ら15人で構成されています。大分労働局の佐藤広道局長から井田雅貴会長に諮問文が手渡され、国の審議会が示す引き上げ額を目安に最低賃金改正を検討することになりました。諮問に合わせ佐藤局長は「政府は賃上げを進めている。地域の経済情勢を踏まえ審議してほしい」と話しました。県内では去年の最低賃金が1975年以降、過去最高の引き上げ額となりました。審議会は8月初旬に大分労働局長に答申する予定です。