水産業が盛んな大分県佐伯市で小学生が特産の「ヒオウギ貝」の養殖場を見学し地元の産業について学びました。

この取り組みは経済団体や学校関係者で作る佐伯市地域産業教育推進協議会が実施しているものです。

4日は佐伯市弥生の明治小学校の6年生26人が蒲江の屋形島でヒオウギ貝の養殖場を見学しました。生産者の後藤拓也さんから貝の生育について説明を受けたり、貝殻の付着物を取り除く作業を見たりしました。また子どもたちは新鮮な貝を炭火で焼いて味わいました。

(児童)「ホタテ貝よりも甘くておいしかった」「出荷するのに9か月かかると知ってとても長いと思いました」「1個1個手作業でしていて大変だと思いました」

6年生は4日拾った貝殻でシェルランプを作るほか、海外交流の場で英語で情報発信するなど学びを深めることにしています。