ヤングケアラーへの支援体制の強化に向けて、大分県内の市町村の担当者を集めた初めての連絡会議が開催されました。
この会合は本来大人が担うべき家事や家族の世話などを日常的に行うヤングケアラーの支援強化に向けて、市町村の担当者を対象に県が初めて開きました。
会議には児童福祉や教育委員会の担当者らが出席し、今年度県に配置された専門アドバイザーが紹介されました。また、家庭内のデリケートな問題にどのように対応すべきか取り組み事例などが共有されました。
(県こども・家庭支援課隅田妙子課長)「まず大人が気づくということが大事だと思う。そのアンテナを少し高くしていただいて、寄り添って支援につなぐということがまず第一かな」
県内ではケアによる困りごとを抱えている子どもがおよそ1000人にのぼると推計され、教育現場などと連携した適切な支援が急がれています。