インターネットサイトの料金が未納で訴訟になるなどの名目で大分県由布市内の60代の女性がおとといまでにおよそ310万円をだまし取られました。
警察によりますと6月23日、由布市内に住む60代の女性の携帯電話に「未納料金に関するお知らせ」というショートメッセージが届きました。
メッセージに記載された番号に女性が電話をするとサイトの関係者を名乗る男から「きょう中に支払わないと訴訟になる」と言われ、現金およそ10万円を振り込みました。
その後、1日までの間に「あなたの携帯からウイルスが確認された」などと相次いで連絡があり、女性は7回にわたって現金合わせて300万円を振り込みました。
女性は高額な金銭を何度も振り込んだことから不審に思い、2日、警察に相談して被害が判明しました。警察は金に絡む電話やメールは詐欺を疑い家族や警察に相談するよう呼びかけています。