路線価が公表され、大分県内の標準宅地の平均変動率は0.7%上昇し、上昇幅が拡大しています。また最高路線価は6年連続で大分市末広町1丁目の大分駅北口ロータリーです。

相続税や贈与税の基準となる今年1月1日時点の路線価が公表されました。熊本国税局によりますと、大分県内9か所の税務署別の最高路線価は、1地点で上昇4地点で横ばい、4地点で下落となっています。

県内の最高路線価は大分市末広町1丁目の大分駅北口ロータリーで、前の年より1.9%上昇の1平方メートルあたり54万円でした。6年連続でトップを維持し、去年の横ばいから2年ぶりに上昇に転じています。

また、県内3132か所の標準宅地で上昇したのは837地点、横ばいは1865地点、下落は430地点でした。上昇地点の増加により平均変動率の上昇幅は拡大し、0.7%の上昇でした。一方で上昇地点は大分市と別府市に集中し、そのほかの市町村で上昇したところはありませんでした。