記録的な大雨の影響で、土砂崩れが発生した大分県由布市では、2日も行方不明者の捜索が行われていますが、午後6時までに発見には至っていません。

(高嶋記者)「現在、朝の4時50分です。行方不明となっている男性の捜索のため、県警機動隊員や建設機械を載せた車両が現場に向かっています」

由布市湯布院町では、住宅1棟が土砂崩れに巻き込まれ、この家に住む麻生繁喜さん(70)と連絡が取れなくなっています。

2日は、午前5時から警察や消防などあわせて320人態勢で、家があった場所や崩落現場の近くを流れる川を中心に捜索が行われています。

県によりますと、これまでに現場周辺からは住宅にあったとみられる仏壇や腰に巻くコルセットが見つかっているということです。

2日の捜索は日没まで続けられますが、午後6時までに麻生さんの発見には至っていません。