大分県豊後高田市の小学生が地元の漁業について学び、特産の「岬ガザミ」の稚ガニを放流しました。
この取り組みは来年、大分で開催される「全国豊かな海づくり大会」に向けて子どもたちに漁業への関心を持ってもらおうと実施されたものです。
29日は豊後高田市の香々地小学校と三浦小学校の児童およそ40人が香々地漁港を訪れ、地元の漁業や特産のワタリガニ「岬ガザミ」について学びました。この後、児童は1センチほどの大きさのガザミの稚ガニを大きくなるように願いながら放流しました。
(児童)「楽しかったです」「貴重な体験だったと思いました」「大きく成長してこの海岸に戻ってきてほしい」
岬ガザミはここ数年、不漁が続いているということで、地道な取り組みによる資源の回復が期待されます。



















