100人以上が体調不良を訴えた異臭騒ぎでの対応について、大分DMATの検討会が開かれ今後の改善点などを協議しました。
この検討会は今年4月に大分市三佐で発生した異臭騒ぎでの対応を振り返り今後に活かそうと開催されたもので、関係機関からおよそ80人が参加しました。
100人以上が体調不良を訴えた異臭騒ぎでは災害派遣医療チーム「大分DMAT」が2チーム出動しました。対応した医師からは治療の優先順位を判断するトリアージタグを使用すべきだったといった改善点などが挙げられました。
(大分救急医学会・玉井文洋会長)「改めてDMATの連携を見直してツールも含めてしっかり確立しながら有事に備えていく」
主催者は今後、多数のけが人や病人が出た際に備えて「特に初動態勢と情報共有の強化を図りたい」としています。



















