大分県内で去年発生した労働災害による死傷者の数は1303人で、2009年以降で最多となりました。
大分労働局によりますと去年、労働災害で死亡した人やけがをして4日以上休んだ人は1303人で、前の年から74人増加しました。これは2009年以降で最多(2008年…1389人)となります。要因は「転倒」(387人)が最も多く、次いで「転落」(214人)、「動作の反動・無理な動作」(164人)と続いています。
また、このうち死者は9人で、業種別では製造業と建設業がそれぞれ3人、農林業が2人、運輸交通業が1人となっています。大分労働局は「防止対策の徹底に向けて事業所への指導を推進していきたい」と話しています。