教員採用を巡る大分県教育委員会の汚職事件の発覚から14日で15年です。岡本県教育長は「教育改革の歩みを止めないことが重要」と言及しました。

13日開かれた県教育委員会で、岡本天津男県教育長は14日で15年を迎える汚職事件について言及しました。

(岡本天津男教育長)「過去の事件を決して忘れることなく、他方で未来志向のもと必要な改革に取り組み、その歩みを止めないことが我々にとって重要なことと考えている」

県教育委員会の汚職事件は2008年に発覚。教員の採用や、昇進の見返りに金銭の授受があったとして、当時の幹部ら教育関係者8人が有罪となっています。

岡本教育長は引き続き公平・公正・透明性を第一に考えた採用試験を実施するとともに、常に子どもを中心に据え全国に誇れる教育水準の達成に向けて改革を進めたいと強調しました。