大分市の公設地方卸売市場を一般開放する人気イベント「市民感謝デー」4年ぶりに10日開かれ、会場は多くの人でにぎわいました。

(八尋記者)「久しぶりの開催となった市民感謝デー、新鮮な果物や野菜を買い求めて長蛇の列ができています」

新鮮な大分県産食材の魅力を広く知ってもらおうと10日土曜日、大分市の公設地方卸売市場で開催された「市民感謝デー」。

このイベントは、14年前にスタート。毎月第2土曜日、業者以外の市民に市場を開放し人気を集めたものの、コロナ禍などの影響で2019年12月を最後に休止していました。

10日土曜日、およそ4年ぶりに開催。普段、取引が行われる場内が開放されました。朝から大勢の人が訪れ、野菜や果物など新鮮で手ごろな価格のお目当ての品を次々に買い求めていました。

(来場者)「野菜やお餅を買ったり食べ物を買った」「楽しかった。色々安い野菜とかを買えて」「何を買うにしても活気がある見るのも楽しい」

今回は7つの青果の仲卸業者が参加したほか肉や菓子なども販売。久しぶりに一般の人でにぎわう光景に、市場関係者はー

(仲卸業者)「うれしい。静かよりもにぎやかな方がいい。市場の活気が戻った気がする」

(大分市公設地方卸売市場・川上良二政策監)「新鮮な野菜や果実を興味持ってもらい、消費が上向くことになればいいなと」

大分市公設地方卸売市場の市民感謝デーは従来通り、これから第2土曜日に開催され次回は7月8日を予定しています。