12日、大分県日田市では日本一となる31・5度を観測し真夏日となりました。日田市を代表する夏の味覚の一つといえばスイカです。12日は「日田天領西瓜」が旬入りしました。

「日田天領西瓜」はコクのある甘みと独特の食感が特徴のブランドスイカです。「JAおおいた」の部会では糖度や密度などをセンサーで計測し一定の基準をクリアしたものを日田天領西瓜として出荷しています。

12日は市内の出荷場で旬入り宣言式と試食会が行われました。今年は4月から5月にかけて寒暖差のある日が多く糖度の高いスイカに仕上がったと関係者は手ごたえを感じていました。

(JAおおいた 日田天領西瓜部会・秋山大輔部会長)「(生産者は)朝から晩までスイカのためだけに人生かけているようなものなので。一球一球魂がこもった美味しいスイカになっています。是非食べてください」

今シーズン日田天領西瓜は3万9000個の生産が見込まれ、10月ごろまで県内や福岡などに出荷されます。