交通事故で死亡した弟を思う悲しみをテーマに全国で安全運転を呼びかける活動を続ける高校生と中学生の兄弟が11日、功績が認められ全国表彰されました。
一般社団法人「日本善行会」の春季善行表彰を受けたのは大分市竹矢の高校生、竹山弦伸さん(16)と弟で中学生の佳克さん(13)です。

兄弟は7年前、当時4歳の弟が目の前で車にはねられるのをの目撃、弟はその後亡くなりました。兄弟は事故がもたらす深い悲しみはずっと続くことを多くの人に知ってもらおうと、全国で講演しています。

11日は大分市の東部公民館で伝達式が行われ、家族が見守る中、大分支部の松井猛支部長から表彰状とメダルが授与されました。

竹山弦伸さんは「とてもうれしいです。高校生になり部活で忙しいけど、機会を見つけて今後も活動を続けていきたい」と話しています。