大分県内の新型コロナの感染者数は1医療機関あたり2.97人と前の週より増加しているほか、小児の夏風邪も増加傾向です。
6月4日までの1週間に県内58の医療機関で確認された新型コロナの感染者数は172人で前の週より38人増加し、1医療機関あたり2.97人でした。保健所別の1医療機関あたりの感染者数は南部が6人と最も多く、大分市が3.18人、西部が3人と続いています。
一方、小児の感染症も増加しています。夏風邪のひとつで乳幼児の感染が多いヘルパンギーナは1医療機関あたり3.39人。乳幼児に重症化リスクがあるRSウイルスは3.22人といずれも増加傾向です。
県は引き続き手洗いや換気といった基本的な感染対策を呼びかけています。