7日正午過ぎ、大分県のくじゅう連山に登っていた66歳の男性が下山中に道に迷い遭難しました。救助要請を受けた防災ヘリコプターが男性の携帯電話のGPS機能を頼りに1時間半後に無事救助しました。
7日、午後0時5分頃、くじゅう連山の平治岳(標高1643メートル)に朝から一人で登っていた福岡市の66歳の男性から「単独で下山中に道に迷った」と110番通報がありました。
通報を受けた竹田・玖珠・大分南警察署、それから消防が現場に向かいながら、出動要請を受けた防災ヘリコプターが現場に急行しました。
そして、男性から連絡があった携帯電話のGPS機能による位置情報を頼りに捜索していたところ、通報からおよそ1時間30分経った、午後1時28分頃、防災ヘリが男性を発見し救助しました。男性にけがはなくヘリから降りた後、そのまま福岡に帰ったということです。
ところで、警察ではこれから本格的な「夏山シーズン」を迎えることから登山の際に気をつけることとして、
・登山にあたり、登山計画書(登山届 入山届 登山者カードとも)を必ず提出
・遭難したと思ったら(あたりに霧が出ても、暗くなっても)絶対その場を動かないこと(必ず救助隊は来る)
・携帯品には水、食料のほか「笛、懐中電灯、十分に充電された携帯電話」
を忘れないように呼びかけています。