大分県の日出生台演習場で訓練中に行方がわからなくなっていた陸上自衛隊のドローンが、6日午前、演習場の外の林の中で発見されました。

陸上自衛隊第4師団によりますと紛失していたのは、災害用II型と呼ばれるカメラの付いた長さ17.5センチ、幅24センチ、重さ320グラムのドローンです。このドローンは4日午後3時過ぎ、福岡駐屯地の第4偵察戦闘大隊が日出生台演習場で偵察訓練をしていたところ、風にあおられて行方が分からなくなっていました。

発見されたドローンの画像(提供:陸上自衛隊)

隊員のべおよそ250人体制で捜索した結果、6日午前10時50分ごろ、演習場から北へおよそ150メートルの玖珠町の町有林に落下しているのが発見されました。

第4師団の腰塚浩貴師団長は「速やかに原因を究明し、再発防止に務めます」とコメントしています。