大分市のこども園で、送迎バスに今年度から義務化された安全装置が取り付けられました。
(八尋記者)「バスのエンジンを切ると後方にあるボタンが点灯し、子どもがいないことを確認したうえでボタンを押します」
送迎バスをめぐっては園児が車内に取り残されて死亡する事故が去年とおととし相次ぎ、国は今年度からバスに安全装置の導入を義務化しています。
大分市の富士見が丘こども園は5月、送迎や遠足で90人近い園児が使うバス2台に安全装置が取り付けられました。
(富士見が丘こども園 バス運転手・高崎秀明さん)「今までも2重のチェックをしていて装置によって3重チェックになり、より安心事故がゼロという状況になってほしい」
県内85施設にあるバス155台のうち、9割近くが6月末までに安全装置の取り付けを完了する予定です。