6月2日から開幕する大分県高校総体を前に調理師を目指す別府市の高校生が仲間の部活生に栄養満点の「エール飯」を振る舞いました。

別府溝部学園高校では食物科の生徒が授業の一環で毎月、高校生食堂を開いています。23日は2年生が午前8時半から調理に取りかかり、県総体を控える部活生や教職員など150人分を用意しました。

(食物科2年生)「食べてもらう人から美味しいって言ってもらえるよに頑張って作っている」「けがなく最後まで元気で頑張ってほしい」

およそ3時間かけて塩こうじの唐揚げや枝豆ととうもろこしの炊き込みご飯、そしてデザートも含めた5品が完成。生徒たちが4月から献立を考えていました。

(バスケ部員)「からあげがとてもおいしかった。気持ちをこめて作ってくれたので伝わってきた」「グッド!ナイス!おいしい!試合OK溝部がチャンピオン」

(陸上部員)「ちゃんと考えてくれて私たち部活生も頑張ろうという気持ちが大きくなった」

味も栄養もボリュームも100点満点の高校生食堂。食物科の2年生は6月にはキーマカレーを振る舞うことにしています。