大分県竹田市にある「くじゅう花公園」の名誉理事に就任した華道家の假屋崎省吾さんが会見を開き、花の魅力を多くの人に伝えたいと今後の展望を語りました。

(くじゅう花公園名誉理事・假屋崎省吾さん)「令和の花咲じじいと思いましてやらせていただきたい。このくじゅう花公園より一層花花花としたい」

8月で開園30周年を迎える竹田市のくじゅう花公園。22万平方メートルの敷地におよそ500種類の花が植えられています。今の時期は可憐な春の花が咲き誇り、訪れる人を楽しませています。

(来場者)「めっちゃきれいでびっくりしました。まさかここまで広い範囲であると思っていなかった」「毎日の生活から切り離されてとても癒されました」

年間およそ20万人が訪れる人気の観光スポットである花公園は今年4月、東京の企業に事業譲渡され、華道家の假屋崎省吾さんが名誉理事に就任しました。假屋崎さんは会見で花公園への思いや今後のビジョンを語りました。

(くじゅう花公園名誉理事・假屋崎省吾さん)「いろんな企画を今いっぱい考えています。もちろん花はもっともっともっともっと充実させる。そして1年を通して世界に名だたる花公園に。そのくらいの気持ちでまだ64歳なので人生半分あります。その半分をぜひ、くじゅう花公園にかけていきたいそういう風に思っている」

假屋崎さんは今後、定期的にトークイベントやフラワーデモンストレーションを実施するなどして、花公園の魅力アップに尽力したいとしています。