夏の甲子園を目指す、大分県大会前の最後の公式戦となる県選手権の決勝は大分舞鶴と大分商業の対戦となりました。春の県選手権はセンバツに出場した大分商業と4月の九州大会で初めて準優勝した大分舞鶴が勝ち上がり、決勝でぶつかりました。

試合は2回ウラ、舞鶴がワンアウト3塁1塁のチャンスを作ると、8番糸永のセンター前タイムリーで1点を先制します。さらに3回ウラ、舞鶴はツーアウト1塁から4番野上大耀のタイムリーツーベースが飛び出し、リードをひろげます。

大分商業も6回表に、ワンアウト満塁と同点のチャンスを作りますが、舞鶴先発の野上龍哉が踏ん張り、得点を挙げることができません。このあと、1点を加え3対0とした舞鶴が1956年の秋以来、133季ぶり3回目の優勝を果たしました。

(大分舞鶴・後藤駿太主将)「終盤まで緊張感のある試合でしたが、投手陣が踏ん張ってくれたので勝ちきれて良かったです。夏はすぐそこなので、これからもチームワークを大事にして、必ず夏は優勝して甲子園に行きたいと思います」

夏の甲子園を目指す県大会は7月8日に開幕します。今大会を含むこれまで4つの県内の大会での成績により、夏の大会のシードが決まります。