訓練中だった海上保安学校の小型機が大分県宇佐市に不時着した事故で、市は早期の原因究明と再発防止を求める要請書を提出しました。
宇佐市の是永市長は19日、海上保安学校の彼末浩明学校長に、小型機の不時着事故に関する要請書を手渡しました。この事故は4月18日、訓練飛行をしていた海上保安学校の小型機が宇佐市の麦畑に不時着し、搭乗していた2人が軽いけがをしました。

要請書には早期の原因究明と再発防止、今後の安全運航の徹底など4つの項目が盛り込まれています。要請に対し、彼末学校長は「内容を重く受け止め、真摯に誠実に対応していきたい」と述べました。