お笑い芸人のチュートリアル徳井義実さんが監督を務めた、大分県別府市を舞台にした映画の制作会見が17日行われました。
徳井さんが参加したのは「別府短編映画制作プロジェクト」。コロナ禍で観光客が遠のいた別府を盛り上げようと3年前から始まったものです。
シリーズ第5弾で、チュートリアルの徳井義実さんが監督した映画「喝采は聞こえない」の制作記者会見が17日別府市で行われました。
テーマは…
(徳井義実監督)「人生あきらめエンタテインメント…俺が言うとぐっと来るでしょ? まあ後付けですけどね」
この映画は別府の劇団で伸び悩む女優が夢をあきらめて人生を切り替える姿を描いた作品です。
徳井さんが別府で選んだ撮影地は…
(平山キャスター)「東別府駅すぐそばの東町温泉も映画のロケ地になりました」
(徳井監督)「あそこの入口の雰囲気の特殊さというか、ちょっと作ろうと思っても作れない味が出てて。プラス、猫がおってね。別府の町が色を付けてくれたというか」
他にも別府市公会堂で市民およそ200人がエキストラとして参加するなど、別府の街が全面協力したこの映画。どんなひとに見てほしいのでしょうか?
(徳井監督)「なにか1個あきらめたことが、後ろめたいというか引っかかってるような人に見てもらえることが一番テーマとしていいのかなと」
映画は16日、撮影を終え、別府ブルーバード劇場で来年中の公開を目指すということです。
(平山キャスター)「大分に住んでる皆さんにメッセージがあれば」
(徳井監督)「今回のことで、別府がすごい好きになってしまいましたので、もしかしたら老後お世話になるかもわかりません。その時、街で見かけたら…なんかください。よろしくお願いします」



















