大分県に寄せられた昨年度の労働相談の件数は1800件を超え、過去最多になったことが分かりました。
県労政・相談情報センターによりますと、2022年度に県に寄せられた労働に関する悩みや疑問の相談件数は前年度から58件増加し、データが残っている2010年度からの統計で過去最多となる1811件となりました。労使別では労働者が1724件、使用者が87件となっています。
県によりますと、コロナ禍や物価高の影響による過重労働や賃金未払いなどが相談件数の増加につながっており、相談内容は件数の多い順に労働時間、賃金、退職に関するものとなっています。
県労政・情報相談センターは、12日からの3日間、県庁で集中労働相談会を行い、電話でも相談を受け付けます。