最大9連休となったゴールデンウィーク期間中、大分県内の主な観光施設におよそ36万人が入場し、「べっぷ地獄めぐり」には最も多い6万人が訪れました。
大分県のゴールデンウィーク観光動向調査によりますと、屋外16、屋内14の主な施設に期間中およそ36万2千人が入場しました。去年と比べ最大日数が短く、雨の影響もあったことから全体では去年よりおよそ4万人減少しました。コロナ禍前の2019年と比べると半数程度に留まっている一方、1日あたりの平均では去年よりわずかに増加しています。
最も多い入場者数となったのは「べっぷ地獄めぐり」で外国人客の回復もあり、6万772人が訪れ去年から5.7パーセント増加しました。次いで「うみたまご」が4万3081人(14.2%増)。「アフリカンサファリ」が3万7018人(16.3%減)などとなっています。
交通機関では「さんふらわあ」の新造船が人気を集め、フェリーの利用者が1日あたり37パーセント増加し、4万1000人。JRは特急の利用者が去年の1.3倍近いおよそ11万5千人となっています。
県によりますと、「国内の観光客に加えインバウンドが回復途中だ」として今後も韓国や東南アジアなどから広く旅行者を受け入れていきたいとしています。