八十八夜の2日、大分県佐伯市の中学生が地元で取れた茶葉を使って伝統の釜炒り茶づくりを体験しました。

佐伯市本匠では江戸時代から伝わる釜で茶葉を炒る独特の釜炒り茶づくりが行われています。

2日は生産者の自宅で本匠中学校の1、2年生あわせて5人がおよそ20キロの茶葉を加工しました。直径1メートル程ある大きな鉄釜で炒るという伝統の製法を見学し、生徒たちは驚きの声をあげていました。その後、炒り終わった茶葉を実際に手でもむ体験をしました。

(生徒)「熱かったりしてちょっと怖かったけど、こういった作業が好きなので楽しかったです」「茶話会で地域の人たちと美味しく飲めるようにしたいです」

生徒たちは6月学校に地域の人を招いて茶話会を開き、2日、作ったお茶を楽しむことにしています。