山を荒らす放置竹林の問題を持続可能な形で解決しようと、大分県中津市で15日から大学生らがタケノコを収穫し、商品に加工する取り組みが始まりました。
この活動は中津市と地元の加工会社、大手総合食品メーカーの味の素、トキハインダストリー、APUの学生団体が未収穫農作物の問題解決を目指して、去年から取り組んでいます。
今年は大分大学や別府大学などの学生も参加し、15日中津市山国町の竹林でタケノコを収穫しました。
(参加した大学生)「なかなか大変です。けっこう重いです」「食べ物に対してどうやって採られているとか、どんな環境で育っているか考えたことなかったので、いい機会になりました」
学生らは今後1か月余りにわたってタケノコを収穫して水煮に加工し、トキハインダストリーのほか東京のデパートでも販売する予定です。