梅雨前線の南下により大分県内は大気の状態が非常に不安定となり、2日午前3時すぎには西部に線状降水帯が発生しました。日田市、竹田市、由布市、九重町には一時、レベル4土砂災害危険警報が発表されましたが、現在は注意報に切り替えられています。

九州を南下する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内は2日未明から朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降りました。

西部には午前3時9分に線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まりました。

気象台によりますと、線状降水帯は午前4時までにはなくなりましたが、日田市椿ヶ鼻では午前2時半過ぎまでの1時間に61.5ミリの非常に激しい雨となったほか、竹田市で午前4時半すぎまでの1時間に38ミリ、由布市湯布院町でも午前3時すぎまでの1時間に31.5ミリの激しい雨が観測されました。

降り始めから午前7時までの雨量は、日田市椿ヶ鼻で217.5ミリ、日田市で119ミリ、中津市耶馬渓町で117ミリ、大分市で104.5ミリなどとなっています。

日田市、竹田市、由布市、九重町には一時、レベル4土砂災害危険警報が発表されましたが、現在は注意報に切り替えられています。

県内は引き続き大気の状態が非常に不安定となる見込みで、気象台は土砂災害に厳重に警戒し低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

この雨の影響でJR九州は豊肥本線の肥後大津と中判田の間で始発から運行を取り止めています。また、久大本線は湯平と庄内の間で線路の土砂が流出し復旧作業のため現在由布院と向之原の間で運行を見合わせています。