(大分市・足立信也市長)「本日12月4日14時をもって全体の鎮火を宣言したい」
大分市佐賀関の大規模火災。発生から17日目の4日、飛び火した無人島でも完全に火が消し止められたとして全体の鎮火が発表されました。
11月18日に大分市佐賀関で起きた大規模火災では、住宅や空き家など187棟が焼損し1人が死亡しました。
11月28日に住宅がある半島部分は鎮火しましたが、住宅街からおよそ1.4キロ離れた無人島の蔦島は鎮圧状態のままでした。この間、赤外線を搭載したドローンで熱源を調査しながら防災ヘリによる消火活動が続けられていました。
直近9日間は煙など火災の兆候がなく、4日正午には目視による確認で異常がなかったことから午後2時に鎮火と判断されました。
(佐賀関に住む人)「こっちに風があった時に、火が来るんじゃないかって心配だったけど、消えたっていうので一安心です」「うれしいことだけど、あそこに住んでいる人は大変、いまからが大変ですから」「長かったですよね、すごくね。悲惨な状態でなんとも言えません」

甚大な被害をもたらした大規模火災はようやく鎮火しましたが、住民の生活再建に向けた支援が急がれます。



















