大分市佐賀関で発生した大規模火災について、市の災害対策本部は、飛び火した「蔦島」の火が完全に消し止められたとして4日、「鎮火」したと発表しました。
11月18日に大分市佐賀関で起きた大規模火災では、住宅や空き家など187棟が焼損し、1人が死亡しました。
市は、半島のおよそ1.4キロ南にある、無人島「蔦島」で赤外線カメラを搭載したドローンで熱源調査を行いながら、ヘリコプターでの散水や消防が島に上陸して消火活動を続けてきました。4日正午には目視で白煙などは確認されず、異常はないことから、4日午後2時00分に鎮火と判断されました。
11月28日には住宅地がある半島部分が鎮火していて、佐賀関大規模火災は完全に鎮火したことになります。
足立市長は「様々な方に鎮火に向けて努力していただき、お礼を申し上げる」と述べました。














