大分市佐賀関で発生した大規模火災から、3日で半月が経過しました。被災地では災害ごみの集積場が設置され、2次避難所や、「みなし仮設住宅」への申し込みも始まりました。
住民対象の立ち入り許可証の運用が始まる
この火災では、住宅など182棟が燃え、1人が死亡しました。大分市は3日から災害ごみの受け入れを始め、集められた廃棄物は最終的に佐野清掃センターの埋め立て場で処理されます。

一方、火災で焼失したエリアは現在も立ち入りが規制されていますが、半島部分の鎮火が発表され、安全に通行できる道路が増えてきたため、3日から焼失エリア内の住民を対象にした立ち入り許可証の運用が始まりました。
このエリアで住民の立ち入りが許可されるのは、11月22日にバスで現地に入って確認して以来、今回が2回目となります。

(被災者)「火事後初めて来ました。すぐ近くまで行けました。もう全然だめでした」「もう全壊です。なにも言えないです。風景が違いすぎるんで」
市によりますと、3日は63人が立ち入りの許可を受けたということです。



















