大分県別府市で12月1日に回収された野鳥の死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されました。周辺の養鶏場に異常はありません。
県によりますと12月1日、別府市で野鳥のカイツブリの死骸が回収され、国立環境研究所で遺伝子検査が実施されました。
その結果、3日、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、県内では今シーズン初めての野鳥の感染確認となりました。
これを受けて、環境省は回収地点から半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定しています。指定区域内には6つの養鶏場がありますが、現時点で異常がないことが確認されています。
鳥インフルエンザは通常人には感染しないとされていて、県は、もし鳥の排泄物に触れた際は手洗いとうがいをするよう呼びかけています。



















